医局辛い…
今すぐにでも辞めたい…
こういう医師、めちゃくちゃ多いです。
『とにかく辞めて、今の環境から抜け出したい!』
そう思うこともありますよね。
でもちょっと待って!!
1秒でも早く辞めたい気持ちはわかるけど、辞めたい決意を”しっかり”固めておくことってとても重要なんです。
医局を辞めようと思っている。
そんなあなたに向けて…
- 辞める前に”しっかり”決意しておくべき理由
- 不満だったところを整理すべき理由
- 引き止められたときの対処法
徹底的に解説します!
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この記事を書いた人
医局に属さない働き方をするアラサー女医。医局を辞めたい若手医師のサポートを100件以上行ってきました!
この経験を活かして【医局の辞め方・バイトの始め方】をお伝えしていきます。
医局を辞める前に“しっかり“決意すべき理由
退局後に後悔しなくなる
医局を辞めたいキッカケは人それぞれだけど、辞めようと決めた時って『とにかく辞めてやるからな!!後悔なんてしないし!!』と思いますよね。
それでも、いざ辞めるとなると後悔しだす人が多いんです。
『本当に辞めて大丈夫だったのかな…』
『辞めちゃったこと、やっぱり後悔し始めた…』
そう感じる人がいるんです。
えー?本当?私だけは思わないもん!!
と思うかもしれないけど、いざその時が来ると本当に思うんです。
入局した頃を思い出して見てください。
モチベーションに差はあれど『とりあえずこの環境で頑張ろう!!』と思ってましたよね?
それが既存のレールを外れて、自ら辞めるわけです。
一度はこの環境で頑張るって決めたのに、自ら覆して辞めるわけです。
少なからず『これで良かったのかな…』と思ってしまうんですよ。
そんな場合もしっかりと決意が決まっていれば
『いや、自分で決めたんだからこれで良かったんだ!』と納得できます。
でも曖昧なまま辞めてしまうといつまでも後悔を引きずることになります。
だからこそ『私、本当に辞めたいんだよね?』と自分に問いかけて決意を固めてください。
自分の意思でしっかり、『辞める』と決意することが重要です。
医局に引き止められても揺らがない
しっかり決意をすることで引き止められても揺るがなくなります。
医局を辞めるって伝えると99.99%引き止められます。
- 辞めてどうするの?
- 医局にいた方が安定しているのに…
- 何かあっても全部自己責任だよ?
このように、ありとあらゆる言葉で『辞めないで!』と言われます。
そこまで言われたら誰でも『…うーん、考え直したほうが良いのかな…』と揺らぎますよね。
実際、いざ言われると揺らぐ人がほとんどです。
そしてズルズルと辞められない…。
結局ぐだぐだになっちゃうよ
でも決意を固めていれば気持ちの揺らぎを防げます!
『自分はすでに辞める決意をしているので、揺らぎません!!!』
そう強く言えます。
揺らぐことなく綺麗に辞めるため、しっかり決意をしましょう!
『辞める』or『辞めない』で揉めると印象も悪いよ!
医局の不満だったところを整理すべき理由
そして辞める決意ができたら、具体的にどこが嫌だったのか整理しましょう。
医局を辞めるきっかけって人それぞれです。
- 上司が苦手
- 労働時間が長すぎる
- お給料が低すぎる
- 病院の移動が多すぎる
あげたらキリがありません。
でも、この中でも『これが一番嫌だった!!』というきっかけがあるはずです。
いっぱいある中で一番に辞めるきっかけとなったところはどこだったのか整理しましょう。
- もう二度と同じ環境で働かなくて良くなる
- 自分に合った職場が見つかる
なぜ、このメリットが生まれるのか解説します。
もう二度と同じ環境で働かなくて良くなる
嫌なところを整理しておくと二度と同じ環境で働かなくて良くなります。
これは次の職場探しに活かせるからです。
例えば、労働時間が長いことが一番嫌だったとします。
【嫌だったところ】
労働時間が長い!!
【次の職場では】
- 残業したくない
- 当直したくない
- オンコールしたくない
こう決めておけば次の病院を見つけるとき、“残業・当直・オンコールなし“の病院を探せます。
もしくはちょっと譲って『残業は○曜日だけできます』とか、『オンコールは月に2回までならできます』とか。
こうやって具体的に嫌だったところを排除しつつ病院を決められるので、同じような環境に苦しむことはなくなります。
他にも、お給料が低いのが嫌だったなら高いところにするとか、上司が嫌だったなら年齢層が若めのところに就職するとか!
とにかく医局で嫌だったところを教訓にしてもっと良い職場を探すことができるのです。
良い環境を見つけるために必ずやりましょう!
自分に合った職場が見つかる
次に嫌だったところを順に並べることで、もっと自分に合った職場が見つかります。
これは優先順位を決めて次の職場探しに活かせるからです!
具体的に嫌だったところを順に並べてみましょう。
【嫌だったところ】
- 労働時間が長い
- 給料が低い
- 上司が嫌い
これでどの順に嫌だったのか整理できましたね。
次は嫌だったところを改善できる順に仕事を探します。
- まず、労働時間が短い病院をピックアップ
- 次に、お給料が高いところに絞る
- 最後に、上司がまともそうか評判を聞く
このステップで探します。
そうすることで自分が優先したい順に職場を探せます。
条件が全て叶う職場を探すのは難しいから、優先順位をつけて探そうね!
優先順位をつけることで自分が“絶対に叶えたい条件“を優先して探せるし、逆に妥協点もわかります。
- 労働時間の短さを優先したから
遠くても仕方ない! - 労働時間の短さを優先したから
古い病院でも仕方ない!
こんなふうに妥協点を知れます!
いわゆる『この辺でいっか!』という”納得ポイント”がわかるのは良いですよね。
面倒に思うけど、満足のいく職場探しのためにやっておこう
考え直しても良い
気持ちを整理していく中で『あれ?退局にやっぱ迷いがあるかも…』という場合もあるでしょう。
そうなれば考え直すのもありです。
今の不満点・嫌なところは退局しなくても解決できる可能性があります。
退局だけが解決策じゃないよ
もし、他の方法で解決できそうならばそれも良いでしょう。
自分の人生を自分で決めるのが大事!
医局を『辞める』or『辞めない』に関わらず自分の人生を自分で決めるのがとても大事です。
- 周りに言われたから
- 医局にいないと不安だから
- 嫌だけど続けようかな…
不安になる気持ちもわかりますが、いつまでも満足のいかない仕事を続けるのは辛いですよね。
一度真剣に向き合って『今後どうしたいのか』決めましょう。
勇気がいるけど、きっと後悔のない選択ができるはずです!
医局を辞める前に気持ちを整理して、後悔しない退局をしよう
退局前に決意を固めるのはすごく大事です。
医局って医師にとって大きな存在だし、本当に辞めて良いのか不安になることも多いでしょう。
だからこそしっかりと決意をして後悔のない退局にしたいですね。
『覚悟を決めるのは勇気がいる…』けれど、その先には自由が広がっています!
自分の人生を大事に、決意を固めてみてください。