医局・病院の辞め方

【失敗したくない人必見】医師の転職でおさえるポイント【落とし穴回避術】

みなさんは今の職場に満足していますか?

  • 人間関係から離れたい
  • 医局を辞めたい
  • QOLの高い職場が良い
  • 待遇の良いところに行きたい
  • もっとやりたいことがある…

何かしらの不満があって転職を考えている人もいるのではないでしょうか。

先輩や友人から話を聞いて「もっとこういう職場に行きたいな〜」、「他の働き方をしたいな〜」と思うこともあるでしょう。

今回は医師の転職で気をつけるポイントを丁寧に解説していきます!

この記事を読めば
  • 職探しの段階で気をつけること
  • 病院見学で気をつけること
  • 失敗しないためのポイント

こういったことがわかります

できる限り理想に近い職場で働きたいですよね。

時に転職は有効な手段です。

環境を変えてやりたいことをやろうという志は素晴らしいです。

そのためにも慎重に、失敗しないためにポイントを抑えつつ行いましょう!

なぜ転職したいのかを考える

良くも悪くも医師は世間知らずです。

なんとなく敷かれたレールに乗っていればそれなりに出世できて、それなりに生活できますからね。

なので将来のことをだらだらと考えつつも、結局行動しないというパターンが非常に多いです。

りん先生
りん先生
正直、就活も他職種に比べたらぜんぜん苦労しなかったよね

ただし、転職したいということは何かしら今の現状に満足していないからです。

  • なぜ転職したいのか
  • 自分がどういったことをしたいのか
  • 今後のキャリアをどのように設計すべきか

しっかり検討しましょう!

りん先生
りん先生
ビジョンを持つことでとっても行動しやすくなるよ!

医師には様々な働き方があります

  • このまま勤務医を続けるのか
  • フリーランスになりたいのか
  • 医局内での出世を目指すのか
  • 開業したいのか

進む道は自由です。

具体的に何歳でどのようになりたいか、考えてから進む道を決めましょう!

検索時に気をつけるポイント3つ

①一人で転職活動を始めない

一人で抱え込んで転職を進めるのはやめましょう。

思考が固まってしまう上に、入ってくる情報が少なくなりがちです。

特に初めて転職を考えるときは、必ず詳しい人に話を聞きましょう!

  • そもそも転職すべき状況なのか
  • どんな病院が合っているのか
  • 現時点の年齢・スキルからどのくらいの年収が狙えるのか
  • どういった働き方があるのか

アドバイスをもらったほうが良いです。

大前提として、転職には明確な答えがなく成功も失敗も人によって異なります。

例えばガンガン経験を積みたい人にとっては症例が豊富で珍しい疾患が集まるような病院が良いでしょう。でも、QOLを求める人にとってそんな激しい病院は地獄ですよね…。

逆にまったりゆとりのある病院では物足りなく感じる人もいるでしょう。

できれば転職サイトで検索しながら、転職経験のある友人や先輩に相談するのが理想です。

そうすることで案件数は転職サイトでカバーしつつ、クチコミを友人に聞けます!

詳しい人がいなければ転職サイトのエージェントさんに相談してみましょう。

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②希望条件をはっきりさせる

実際に職探しを始めると「ここもアリかな〜」、「こっちも良いかも〜」、「でも結局何がしたいんだっけ??」と目的がわからなくなることがあります。

これはしっかり自己分析ができていない状態です。

まず最初に

  • 目標年収
  • 週に何日働きたいか
  • 当直はできるか(月に何回くらいか)

最低限このレベルははっきりさせておきましょう。

そもそも転職を思いついた初期段階ではこのくらいまでしか決められません。

他の細かい要望はエージェントさんと相談しながら決めていきましょう^^

自分一人で条件を挙げているよりも、ずっと多くの選択肢を挙げてくれます。

  1. 自分でざっくり希望を決めておく
  2. エージェントさんと相談する
  3. 最終的に実現可能な希望条件をはっきりさせる

この3stepで現実性のある希望条件まで持っていきましょう!

③良い条件の求人が現れるまで焦らない

待遇も良い、QOLも高い、福利厚生も充実しているような病院は当然人気がありすぐに埋まってしまいます。

そうなるとどうしても焦りが生まれて条件を下げてでも転職しようかという気持ちになります。

ですが、条件を下げての転職はおすすめしません。

まず第一に好条件を求めて転職することが目的なのに、これ以上条件が悪くなる職場に移るのは本末転倒です。

第二に医師は医局の人事などがあり1つの病院で働く期間が少ないです。そのため退職金や年金が低い傾向にあります。

ただでさえ移動が多く退職金が少ない上に、また転職を繰り返すことになるのは避けたいですね。

第三に転職回数が多いと不審に感じられることがあります。

医師は今のところ引くてあまたで就職には困りません。

ですが不可解な転職回数は信頼関係に響き、今後雇ってもらわれにくい可能性があります。

できるだけ好条件を探し、無闇に転職回数を増やさないようにしましょう。

病院見学で気をつけるポイント3つ

次に実際の病院見学で聞くべきポイントをお伝えします。

紙面上で転職先の情報を見ておくのも良いですが、“百聞は一見にしかず!”

とにかく実際の病院見学に行かないとわからないような雰囲気もあります!

りん先生
りん先生
しっかり現場を見てこよう

①同世代の医師から話を聞こう

同世代の医師は自分が働く未来像です。

実際に働き始めた時、おそらく同世代の医師と似たような働き方になるでしょう。

例えば”産休育休が取得できているのか”、”居残りはあるか”、”どういった意識で働いているか”などは上司、部下よりも同世代の方が似てきます。

超々意識高い系では居心地が悪いし、ありえないほどハイポの人とも働きにくいですよね〜。ママさんが過剰に優遇されすぎていたり、阻害されている場合も微妙です。

どのような雰囲気なのか確認してきましょう!

「怖い先生いる?」、「院内に地雷案件ってある?」なども聞いておいた方が良いでしょう。

自分が女医なだけにこんなこと言うのは微妙なのですが…

ヒステリックな女医さんはかなり地雷案件な可能性が高いですよ(;o;)

そういった理不尽に怖い先生がいないか確認しておくこととが保身につながります!

②良いところも悪いところも聞こう

どんなに良い病院でも多少の悪い部分はあるはずです。

良い部分と悪い部分は表裏一体なことが多いですよね。

  • QOL高いけど意識低い系の医師が多くてあまり向上心は生まれにくいとか
  • ママさんが多いから家庭を持っていないと話に入って行きづらいとか
  • 給与が高いからお金目当ての人が集まりやすいとか…

「悪い部分とか微妙なとこってありますか?」と聞いて、「何もないよ〜」と言われたら逆に少し疑うくらいが丁度良いです。

逆に、ちゃんと不満やデメリットを正直に答えてくれる先生のいる病院は良い病院の可能性が高いでしょう。

不満な点も聞いた上で、今の職場と比べながら自分の働く姿をイメージしましょう。

③年齢分布を必ず見よう!

忘れてならないのは年齢分布です。

例えば30代に固まって人数が多いとその瞬間はほぼ全員戦力となるので働きやすいです。

しかしその世代が高齢化するにつれて当直する人が少なくなると体制的に厳しくなります。

できれば20代から60代までまんべんなく人がいる職場が良いでしょう。

それはむずかしくとも、せめて下の学年が入ってきてくれるような“人の循環のある職場”が良いですね。

盲点なのはコメディカルの離職率

医師は一人では働けません。

医師の人数以上にコメディカルの方々ってたくさんいますよね。

看護師、薬剤師、MEさん、クラークさん…

比較的大きな病院で勤める時はコメディカルの方々の離職率も見ておいた方が良いでしょう。

なんだかんだコメディカルが働きにくい、仲が悪いと連携を取りにくくうまく行かないことが多いです。

逆に円満な職場では連携が取りやすく緊急事態に気付けたり、ちょっとした一言に助けられたりすることも多いですよ!

何気ない看護師さんの一言でヒヤリハットに気づきアクシデントを免れることがあります!

コメディカルの方々は働きやすそうか、チェックしましょう^^

まとめ

転職時に気をつけることについて解説しました。

常勤先を変えるのって結構勇気がいるし人生の中でも大きな分岐点ですよね。

できる限り理想の職場に勤めたいものです。

そういった意味でも後悔のない選択ができるようにポイントは抑えておきましょう。

この記事がお役立ていただければ嬉しいです。

ABOUT ME
りん先生@麻酔科医
医局に属さない働き方をする20代女医。 常勤先1つ+非常勤2つを掛け持ちしつつ、スポットバイトも豊富に経験中。 医局を辞めたい若手医師のサポートを100件以上行ってきました! この経験があるからこそ伝えられる『医局や病院を辞めたいならすべきこと』、『バイトをする前に知っておくべきこと』を発信していきます!