
医局が辛くて辞めたい…



でも辞めたら後悔するかな…不安…
『辞めたい気持ちはあるけれど、後悔するのが怖くて辞められない…』
誰しも不安がありますよね。
私は現在医局フリーで働いていますが、当初はめちゃくちゃ不安でした。
- 失敗したら『医局辞めたからじゃん』と言われそう
- 現時点で仲の良い人と距離ができるかも
- 資格が取りにくくなるのかな…
不安になる気持ちはめちゃくちゃわかります。
だからこそ、医局フリーで働いている私から目線で『これをやっておくと後悔が減るよ!』というアドバイスをします。
この記事では【やっておくべき6つのポイント】公開します!
医局を辞めて後悔しないためのポイント6つ
ポイントを6つ解説します。
①〜③はマインド、つまり『精神面でこうしておくと良いよ』というアドバイス
④〜⑥は手続き、つまり『事務作業面でこうしておくと後から楽だよ』というアドバイスです。



両方重要だから見て行こうね!
①辞める気持ちを整理しておく
『辞める気持ちを整理、つまり”辞める決意をしっかりしておく”』ということです。



え?辞めたくて辞めたくて仕方ないから今更決意しなくても大丈夫だよ!!
そう思うかもしれません。
でも人はいざ辞めますと言う時、『本当にこれで良かったのかな?』と思ってしまうものなのです。
嫌で嫌で仕方ないと思っていたのに、辞めると決まった途端『もう少し続けられたのではないか…』『もしかして辞めなくて良かったのかな?』と思うのはよくあることです。
- ここが嫌だから辞める!
- 絶対に辞める!!
自分の中で、今一度決意をしておきましょう。
決意をするうちに『あれ…辞めなくてもいいのかも?』となることがあります。
例えば医局自体が嫌なのでなはく、今の職場が嫌なだけどか…
他にも、直属の上司が嫌だけど、それ以外の不満はないとか。
その場合、医局を辞める必要はないかもしれません。
病院を移動したり上司と違うチームに配属することで解決できる可能性があります。
このように、気持ちを整理することで新たな気づきを得られるのです!
辞める必要があるorないも含め、一度考えてみましょう。
②いつまでにどうするか決めておく
辞める決意ができたらいつまでにどうしたいのか決めましょう。
これは具体的な方が良いです!
【いつまでにどうしたいか】
- ○月×日までに上司に辞めると言う
- ○月△日までに次の勤務先を決める
- ○月□日から有休消化に入る
何月何日までにどうするのか期限を決めて、スケジュールに沿って行動していきましょう。
そうしないと前に進めないからです。



辞めるって言いたいのに言い出しにくくて言えない…



言えないまま過ごしたら来年の配属先が決まってしまった…
こうなってしまうとズルズル辞められません。
そして辞める時期を逸すると医局にも迷惑がかかります。



言えなかったけどやっぱりどうしても辞めたい!



なにがなんでも次の3月に辞めます!!
伝える時期を逸して無理やり辞めようとすると人事配置に迷惑がかかり、退局後の関係性も悪くなります。
後味が悪くなるのはお互い避けたいですよね。
事前にスケジュールを決めて、確実に実行していきましょう!
③できれば誰かに相談する
これは難しい場合もあるので、できればで良いですが、可能な限り誰かに相談しましょう。
というのも、医局を辞めたい時って自分が一杯一杯で、周りを冷静に見れない可能性が高いからです。
過去に辞めた経験のある人と話せるとか、同じ境遇の人に相談できるのであれば意見を聞くのがおすすめです。



辞める時、こう伝えたら揉めずに済んだよ



辞めた後も外勤先として仲良くさせてもらってるよ
先人たちのアドバイスはとても参考になります。
ただし周りの人間が医局内の人ばかりとか、医局に不満のない人の場合は控えた方が良いでしょう。
かえって反感を買い、肩身の狭い思いをするからです。



辞めるって言ってたら、良い反応をしない人もいるよね
誰にも相談できない場合は転職サイトのエージェントさんに話を聞くのがおすすめです。
あまり知られていませんが、エージェントさんは転職先を探すだけでなく医局や病院を辞めるときのアドバイザーの仕事もしています。
数々の転職を扱っているだけあって、的確なアドバイスがもらえますよ。
活用してみてください。
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④次の職場を決めておく
ここからは手続き編です!
まず一つ目は次の職場を決めておくことです。



辞めるのは決めたけど、次に行くところがない…
それだと『今後どうするの?』となってしまいます。
もちろん休養期間を取りたいとか、他にやりたいことがあるなら良いです。
そうではなく、医局を辞めても仕事を続けたいのなら、就職先は決めておきましょう。
決めておくことで『辞めてからはこういう働き方をしようと思っています。』と伝えられるし、自分の将来の不安も少なくなるからです。
それに全く無職の状態から探すより、〇〇大学を退局して転職を予定しているという状態の方が勤務先も決まりやすいですよ。
やることが多くて大変な時期ではありますが、次の就職先も考えてみてください。
\ 病院を検索してみる /
⑤専門医プログラムなど移行できるか確認する
特に若手医師の場合です。
専門医プログラムの途中で辞めたり、移動する場合はプログラムを移行できるか確認しておきましょう。
プログラムの移行は困難と言われていますが、諦めるのは早いです。
結婚や出産、子育て等のやむを得ない理由の場合は考慮してもらえることが多いし、交渉する価値があるからです。
それまで積み上げてきた実績を無駄にするのはもったいないので必ず確認しておきましょう!



確認するだけならタダだからね!
⑥書類・資料を集めておく
最後は書類や資料を集めておくことです。
特に資格系の書類は集めておきましょう!
【集めておいた方が良い書類】
- 専門医に必要な職務経歴書
- 各症例の経験症など(例:麻酔科の場合、麻酔経歴書)
- 業績の証明書
これらの書類は申請の時に必要になる上、所属長や部長の印鑑が必要だからです。
退局した後に書類にサインと印鑑をもらいに行くのって気まずいじゃないですか…
なので辞める前に済ませておくのがおすすめです。



他にも、後から必要になりそうな書類がないか確認しておこう!
後悔はゼロにはならない、でも減らせる!
もちろんこれを全てやったからって後悔がゼロになるわけではありません。
もう少し頑張れたのかなとか、もっと上手くやれたのかなとか…
思うことはあるでしょう。
ただし、やれることをやっておけば後悔は減らせます。
今できることを着実にやっておきましょう!
▼具体的な退局手順を知りたい人はこちら


医局を辞めて後悔しないポイントまとめ
後悔しないためのポイントを6つ紹介しました。
いかがだったでしょうか?
思っている以上に退局はエネルギーを使います。
時に心が折れそうなこともあるでしょう。
大変だけど、それでも『今よりやりたいことができる、今より自分らしく働ける』可能性はグッと上がります。
自分らしい場所を見つけてみませんか?
この記事を通して、悩んでいる方のお手伝いができれば幸いです。