医局を辞める円満な方法は?揉めずに退局するための注意点

医局を辞める円満な方法は?揉めずに退局するための注意点
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今すぐ医局を辞めたい…

揉めずに円満に退局したい…

医局を辞める時は誰しも揉めたくないと思いますよね。

できれば円満に退局したいものです。

実際、医局を円満に退局するにはどうすれば良いのでしょうか。

医局を辞めようと思っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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目次

医局を辞める前に!円満退局のために考えておくべきこと

医局を辞める前に!円満退局のために考えておくべきこと

医局を辞める前に、円満退局のために考えておくべきことがあります。

医局を辞めることは、医師にとって大きな決断です。

今後の医師人生に大きな影響を与えることになります。

退局前にじっくり自分と向き合い、決意を固めておきましょう!

医局を辞める理由を決めておく

医局を辞める前に、辞める理由を決めておきましょう。

医局を辞める理由は人それぞれ。辞めたいと思ったということは、何か不満や不都合があるはずです。

何が不満なのか、辞めることで不満はなくなるのか、不都合は解決できるのか、明確にする必要があります。

辞めても不満や不都合が残るのであれば、本当に辞める必要があるのかを考え直しても良いかもしれません。辞めることで問題が解決するのであれば、今後のステップアップにつながります。なぜ辞めるのか、辞めてどうしたいのかを決めておくと、後悔しなくて済みますよ。

どんな理由にしても、衝動的に辞めると決めないで気持ちの整理をしておきましょう。

医局を辞めるタイミングを決めておく

医局を辞めるタイミングも決めておきましょう。

医局員である医師の進退は各所に影響が出ます。今日退職を伝えて、明日辞めることができる仕事ではありません。

辞めるタイミングとしては、3月末が一番多い時期です。人事異動が同時期に行われるため、周りへの影響が最小限で済むからです。

ただ、医局によっては4月から新入局員が入ってくるため、6月末の退局にしてほしいなど、多少前後することもあるようです。

いつが一番迷惑をかけずに辞められるか、事前にタイミングを決めておく必要があります。

医局を辞めるのは何年目がベスト?いつがおすすめ?

医局を辞めるのは何年目がベスト?いつがおすすめ?

医局を辞めるのは何年目がベストでしょうか?

【医師6年目】専門医資格を取得した後

医師6年目といえば、専門医の資格が取得できる年ですよね。年齢は大体30歳前後で、専門医取得終了後は辞めやすいタイミングです。

専門医を取得前に医局を辞めてしまうと、【各診療科で独り立ちできる】と示せる資格がありません。

専門医の資格取得が条件になっている求人もあります。就職先によっては、専門医を取得していなければ希望する働き方ができないかもしれません。

一方で、専門医を取得してからだと、一人前の医師だとみなしてもらうことができるので、転職先が探しやすいです。

専門医資格取得をひとつの区切りとして、取得するまでは医局で経験を積むのもよいでしょう。

【医師10年目】サブスペシャリティ後

医師10年目は、年齢だと35歳前後です。

診療科のサブスペシャリティが取得できる頃になります。例えば内科であれば内科専門医取得後は消化器内科専門医や内視鏡専門医など、実力は十分です。

医局内で研修医や専攻医の指導も任されるほど、自立できています。独立を目指して辞める人も多い時期です。

開業を視野に入れている場合は、このころを区切りとしてもよいでしょう。

【医師15年目以降】お礼奉公の終了後

医師15年目以降になると、かなり辞めやすい状況になります。

専門医もサブスペシャリティも取得済みで、その後の御礼奉公も尽くしてきている年代です。辞めても、何か軋轢が生まれる可能性は多くはありません。

また、年齢も40歳前後なので、体力的に当直が厳しくなり、緊急で呼ばれた時は身体に負担がかかる年代です。比較的ゆったりした病院で働きたいと考える医師が多いので、この年代になると辞めていく人も増えます。

医局を辞める年代が多いので、医局を辞める区切りにはこの時期もおすすめです。

医局を辞める【メリット5つ】

医局を辞める【メリット5つ】

医局を辞めることで得られるメリットはあります。

医局人事に振り回されなくなる

医局に在籍していると、医局人事によって転勤した経験もあるかと思います。

毎年のように関連病院の中で異動させられるので、場所によっては転居も必要になり、居住が不安定でしたよね。

しかし、医局を辞めると自分の希望の病院で働けるので、定住が叶うようになります。

年収・給料が増える

医局の関連病院や大学病院は医師の中では給与が低い方です。

医局人事で言われた通りの病院に勤めるだけなので、異動時は特に給与交渉もありませんよね。

転職サイトを経由して就職すれば、元々の年収から給与を計算してくれるので、年収アップも期待できます。

大学病院で働かずにすむ

ご存知の通り、大学病院は薄給激務の勤務先です。

重症症例が多く、使命感を持って働いている人も多いので、職場の空気は張り詰めています。人が荒んでしまうこともしばしば。

医局を辞めることで、意志に反して大学病院で働かなければならない事態はなくなります。

勤務条件で当直・オンコールなしが可能になる

医局を辞めると、自分の意志で病院を選択できます。

当直やオンコールがない勤務先を選んで転職すれば、夜勤もありません。

PHSで起こされて仕事をさせられたり、夜中にオンコールで呼び出されたりなど、理不尽な勤務から解放されます。

プライベートと仕事が両立しやすくなる

医局の半強制的なイベントや勉強会・研修会に出席しなくてよくなります。

プライベートな時間が増え、ワークライフバランスも改善しますよ。

趣味や家族と過ごす時間が確保でき、充実した時間を過ごすことができるでしょう。

医局を辞める【デメリット3つ】

医局を辞める【デメリット3つ】

医局を辞めることによるデメリットもあります。

デメリットも念頭に置き、本当に医局を辞めても良いのかを検討しましょう。

喧嘩別れをすると気まずい

医師の世界は狭いので、辞める時に揉めて拗れてしまうと、すぐに評判が出回ります。

喧嘩別れになるのは気まずいことです。学会やセミナー研修会で会ってしまうと不穏な空気になることも。

転職先に噂が広まると、自身も働きにくくなってしまいます。

専門医やサブスペシャリティ、学位が取りにくい

専門医やサブスペシャリティ、学位は医局にいた方が圧倒的に取りやすいです。

首都圏・東京なら医局に属さずに取得する方法もありますが、地方に行けば行くほど医局外でキャリアを積んでいくのは難しいでしょう。

取得を目指しているのであれば、取ってから退局した方が後々スムーズにいきます。

学会発表・論文執筆などアカデミックな機会が減る

市中病院と比較して、希少疾患や難しい症例が多いのは大学医局です。

学会発表や論文執筆の機会も多くあります。

アカデミックな環境に身を置きたいのであれば、医局に残る方が懸命です。

【メール例あり】医局を円満に辞める手順【4ステップ】

【メール例あり】医局を円満に辞める手順【4ステップ】

転職活動で次の病院を決めておく

医局を辞める前に、あらかじめ転職活動を行い、次の病院を決めておきましょう。

医局を辞めると伝えると、引き止めにあう可能性があります。次の就職先がなければ医局に残る選択肢も強くなってしまいますよね。

退局後のキャリアに空白の期間が出来るかもしれません。医師免許を持っていれば就職先が決まらないことはまずありませんが、中途半端な状態はあまり好ましくありません。

まずは次の就職先を決定させてから、退局を伝える準備をしましょう。

教授のアポイントメントを取る【メール】

メールで教授のアポイントメントを取る方法をご紹介します。

医局を辞める時、まずはアポイントを取得し、教授と対面で直接退局の意志を伝えることが通例です。教授とダイレクトに連絡を取れることもありますが、教授との関係性にもよります。

教授へのアポイントは秘書室が管理している医局がほとんどなので、医局秘書室に送る例文をご紹介します。

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教授へのアポイントメール

〇〇大学 〇〇科研究室 〇〇先生御机下

平素より大変お世話になっております。

現在、▲▲関連病院に勤務している〇〇 〇〇(氏名)です。

〇〇教授へ、折り入ってご相談したいことがあります。

9月末日までの日程で、教授のアポイントをご調整いただけますでしょうか。

お忙しいところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

失礼のない内容であらかじめ面会の予定を決めておきましょう!

曖昧ではなく決意として「医局を辞める」と伝える

曖昧な相談ではなく、決意として「医局を辞める」と伝えましょう。

教授に対面する時は辞めることが決定事項のはずです。

辞めようかなと迷ってます。」「ちょっと疲れてしまいました。」と伝えるのはNG。悩んでいる段階であれば、引き止められる可能性があります。

引き止められた結果、医局に残ることになってしまうのは時間の無駄です。これまでの決意を固めた時間、転職先を探した時間、教授と話した時間、全てが水の泡になってしまいます。

はっきりと「辞めることに決めました。」と言い切りましょう。

退局時期の決定や引き継ぎを行う

教授に辞める意志を伝えたら、具体的に退局時期を決めて引継ぎを行います。

退局日は何月何日になるのか、日程まで詰めておくべきです。

そこから逆算して引継ぎをいつまでに行うか、スケジュールが決まります。

引継ぎの期日までに、各種症例の引継ぎや委員会、仕事の割り振り先を決めておきましょう。

退局までのマナーや注意点

退局までのマナーや注意点

退局までのマナーや注意点は最低限守りましょう。

退局時に揉めたり拗れたり、喧嘩別れになるのは禁物です!

できるだけ穏便に退局手続きを進めていきましょう。

医局の悪口や不満を言わず円満退局を目指そう

医局の悪口や不満を言わず、円満な関係での退局を目指しましょう。

辞めたいと感じた時は「こんなことが嫌だった」「あの扱いに腹が立った」と、負の感情が湧き出てくるかもしれません。

そのままついつい悪口を言ってしまいそうになりますが、不満は伝えないでおきましょう。

もしかしたらブラックな職場環境だったかもしれません。嫌がらせやいじめなどの理不尽な目にあっていたかもしれません。

しかし、自分が身を置いて一定期間は育ててもらった医局です。最後までお世話になった感謝の気持ちを忘れずに持ちましょう。

伝えるタイミングは半年以上前!医局人事を乱さない

退局は半年以上前に伝え、医局人事を乱さないようにしましょう。

言い出しにくいかもしれませんが、医局員の進退は人事に関わってきます。

医局人事の調査は10~11月頃、発表は12月です。

そうなると、3月末で退局したい場合、半年前の9月には退局の意志を伝えておく必要があります。

人事が決まった後に退局を伝えるのは各所に迷惑がかかります。人事に反映してもらえなければ、医局を辞められなくなるかもしれません。

退局の意志を伝えた上で医局に残らなければならない状況になります。

りん先生

冷遇を受ける可能性も…

退局を決めたらできるだけ早めに伝えましょう。

退局を伝えるのは教授と医局長が優先!同僚に漏らさない

退局は、先に教授と医局長に伝えましょう。

同僚を優先させてはいけません。

もし、同僚に先に漏らすと、人づてに教授の耳に入ってしまうことがあります。教授の心象も良くありませんし、事実とは異なる話を誤認されてしまう可能性もあります。無用なトラブルを起こしかねません。

退局の決意は必ず教授と医局長に最初に伝えるようにしてください。

ポジティブな理由で退局を伝えよう

退局はポジティブな理由で伝えましょう。

本当の退局の理由はネガティブになりがちです。

給料が低すぎるから…」「オンコールが多すぎるから…」などと、正直に言ってしまうのは印象が良くありません。退局後の活動も応援されにくくなります。可能な限りポジティブな理由を用意しておきましょう。

その方が本人の新たなステップとして応援してもらい、快く送り出してもらえます。

医局との関係も良好が保てるはずです。

転職先をあらかじめ決めてから退局しよう

転職先は退局を伝える前に、あらかじめ決めておきましょう。

転職活動は想像している以上に時間がかかるものです。転職活動を始めてみると、意外と条件を細かく設定しがち。

年収や当直の回数、通勤経路などをあてはめて検索し、条件に合う職場を探すのは大変です。たとえ条件が合うところが見つかっても、そこから選考が開始されます。

十分に時間が充てられず焦って決めてしまい、後悔することもあるかもしれません。退局を伝えてから転職先を探すのは大変です。

余裕を持って転職活動を始め、納得できる職場を決めておきましょう。

医局を辞める時納得してもらえる退局理由と切り出し方

医局を辞める時納得してもらえる退局理由と切り出し方

医局を辞める時は納得してもらえる退局理由を伝えましょう。

退局を伝えると、引き止めにあい、多少強引な手法を使ってでも残ってほしいと言われることがあります。

できるだけポジティブで、辞めることに納得してもらえるような理由で退局を伝えましょう。

クリニックを継ぐ、開業するなど新規事業

クリニックを継ぐことや開業するなどの新規事業を始めることは納得してもらいやすい退局理由です。

医局内の不満を伝えることとは違い、新しく何かを始めることに目を向けているのは前向きな理由になります。

また、ステップアップしようと挑戦している人を普通は応援しますよね。本当は医局に居てほしいけど、本人がやりたいことなら…と、受け入れてもらいやすいです。

開業しても患者さん紹介しますね!」など、気の利いたことが言える関係性であれば尚良いでしょう。

結婚や引っ越し、育児など家庭の事情

結婚や引っ越し、育児など家庭の事情も、納得してもらえる退局理由です。

家庭の事情では、医局が首を突っ込むことはできません。

特に、結婚相手の仕事に合わせて転居することになったり、妊娠したりなどは、医局員の家族にも関わってきます。

本人の意思というより、不可抗力で辞めなければならなくなった場合は引き止めにくい理由の1つです。

臨床や研究、症例経験のためなど前向きな理由

臨床や研究、症例経験のためなど、前向きな理由も受け入れられやすいです。

開業や家庭の事情で医局を辞める人の場合は「しょうがないよね」という印象になります。

しかし、事情があるケースは多くはありません。「開業する」「家庭の事情がある」と、実際にはないのに、嘘をついて退職理由を捏造するわけにはいきません。

そこで、マイナスに捉えられないようにするための現実的な退局理由としては「勉強のため」とすることがおすすめです。その道を極めたい、経験を積みたいという意欲は、医師としてとても素晴らしいこと。

学びたい・成長したいという姿勢を悪く言う人はほとんどいません。

むしろ、勉強したい、極めたいテーマに出会えたことを快く思われるので、スムーズに退局できます。

転科もポジティブな理由!受け入れてもらいやすい

珍しい例ではありますが、転科もポジティブに捉えられるので、受け入れてもらいやすい理由です。

ただ、自分の診療科が好きな先生は多いので、「うちの科で頑張ってほしいな」と言われることもあります。

しかし、本人がやりたいのなら仕方がないこととして受け入れられ、揉めたり拗れたりすることは少ないです。

医局を円満に辞めるために!転職サイトで病院を見ておこう!

医局を円満に辞めるために!転職サイトで病院を見ておこう!

医局を円満に辞めるためには、早めに行動しておくことが重要です。

退局後の就職先を探すためだけではなく、情報収集のためにも転職サイトで病院を見ておきましょう。

他の病院の待遇を知ることで、自分の環境を俯瞰することができます。

また、医療系転職のプロに直接相談することも可能です。

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出典:医師転職ドットコム

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ここだけの話、他の転職サイトでは断られてしまうような相談にも親身になってのってくれます。

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【まとめ】医局は円満に辞められる!揉めない退局を目指そう

【まとめ】医局は円満に辞められる!揉めない退局を目指そう

医局を円満に辞めるための方法をご紹介しました。

円満な退局を目指す方法まとめ
  • 円満退局のために4つのステップを踏む
  • 納得してもらえる退局理由を用意する
  • 早めに転職サイトに登録して情報収集

医局を辞める時は、揉めたり拗れたりするケースは多くあります。

だからこそ、きちんと手順を踏まえて退局を伝えることが大切です。

納得してもらえる退局理由を説明することで、退局時のトラブルは減らすことができます。

あなたが円満に退局できるよう、応援しています。

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