最近脱毛カウンセリングのバイト、時給低くない?
そうなんです…前はもっと高かったのに最近低いのが多い…
脱毛カウンセリング自体は実労働時間も少ないし、その割にはお給料が良いのでおすすめなのですが、最近めっきり時給が下がっています。
『下がり続けているバイト代にどう対策したら良いの?』『もう美味しいバイトにはありつけない?』という質問をいただきました。
今回はその解説をしていきます。
- 時給が下がった理由は?
- 今後も下がり続けるの?
- どうやって対策したら良い?
丁寧に解説するよ
この記事を書いた人
医局に属さない働き方をするアラサー女医。医局を辞めたい若手医師のサポートを100件以上行ってきました!
この経験を活かして【医局の辞め方・バイトの始め方】をお伝えしていきます。
脱毛バイトの時給が下がってきた経緯と理由は?
今でこそ脱毛カウンセリングや美容診療領域は『実労働時間が少ない割に時給が高くて稼ぎやすい』という印象があります。
それこそ”美味しいバイト”なのです。
ですが、最初はそうではなかったのです。
美味しいバイトは最初気づかない
最初に脱毛のバイトが出てきた頃、言われていたことはこうでした。
- 脱毛カウンセリングをやるなんて2流の医者
- 美容系のバイトは怪しい
- 自由診療なんてトラブルが起こったら責任取らされる
悪い印象があったからこそ敬遠されていました。
なので時給を高くしないと人が集まらなかったのです。
徐々に美味しいバイトだと気づき始めた
ところが実際に勤務をしてみると美味しいバイトだと気が付きます
- 実労働時間が少なくてラク
- 訴えられることなんてほぼ皆無
- なのに時給は高い
めちゃくちゃ美味しいバイトじゃん!!
そう気づく人が増えたのです。
確かに脱毛バイトをしてみると、業務はカウンセリング・診察と同意書の取得くらいです。
脱毛の照射は看護師さんがします。
カウンセリングや診察にはほとんど時間がかかりません。
当然自由時間も多いです。(この時間で学会発表の資料作りやネットサーフィンする人も多いくらい)
これってめっちゃラクですよね。
それなのに時給1万円を超えていたので本当に美味しいバイト…!
最初は敬遠されていたものの、実際はすごくラクで稼ぎやすいということがわかり徐々にこの認識が変わってきたのです。
みんながやりたがるようになってきた
脱毛カウンセリングが美味しいバイトだとわかるとやりたい人が増えてきました。
カウンセリングと同意書の取得で良いんでしょ
これで時給1万円超えるとか、寝られない救急当直のバイトよりずっとラクに稼げるじゃん!
このような認識に変わってきたのでバイトに応募が殺到し出します。
自分が後期研修医になったときはまさに脱毛バイトが人気絶頂で、周りはこぞって応募していました。
そのころは時給1万円を切ることがなかったからね
後期研修医になりたてで、特にスキルが必要ない中、ラクに稼げるのでみんながやりたがりました。
その結果、需要と供給のバランスは崩れていきます。
だんだん時給が下がってきた
脱毛バイトをやりたい医師が増えた分時給は下がります。
最初時給1万円だったのが8,000円にしてもやりたい医師がいるのです。
時給を低くしても働いていくれる人がいるなら、雇用主は当然時給を下げます。
今や8,000円の案件でも普通に埋まりますし、なんなら時給6,000円の募集すら存在するのです。
徐々に需要より供給が増えてきたんだね
時給が下がってもやりたい医師がいるかぎり時給は上がらない
ここまで時給が下がったとしても、そのバイトをやりたい医師がいるかぎり時給は上がりません。
だってそうですよね。
自分が経営者だとして、時給1万円で働く医師と時給8,000円で働く医師が同じだけの仕事をしてくれるならコストの安い8,000円の方を採用します。
そのほうが利益が残りますからね。
これが脱毛カウンセリングのバイト市場で実際に起きているのです。
つまり時給が低くてもその単価で脱毛バイトをする医師がいる限り、これ以上時給が上がることはないでしょう。
(注)それでも脱毛バイトはおすすめ
ちなみに弁明しておくと、脱毛バイトを否定したいわけではありません。
当ブログでも脱毛バイトはおすすめしていますし、私も好きなバイトの1つです。
時給8,000円になったとしても業務はラクですし、空き時間の自由もたっぷりあります。
実労働時間が少ないので疲れないのも本当に良いところです。
なので自分のように疲れたくないけどバイト代は欲しい、という医師にはかなりおすすめのバイトになります。
いまだにここまでラクなバイトは多くないので時給が下がったとしても脱毛バイトはおすすめですよ。
時給は低くても仕事はラク!家で時間潰してるなら脱毛バイトで稼ぎながら作業してる方がずっと良いよ!
時給が上がらないならどうしたら良いのか
話を戻して、問題なのは『時給が上がらないならどうすべきか』です。
その対策法を解説します。
①今の時給で落ち着く
1つの選択肢は今の時給を受け入れることです。
さっきも解説したように、時給が下がっても脱毛カウンセリングは美味しいバイトです。
なんせカウンセリングと診察、同意書の取得くらいしか業務がありませんからね。
見方を変えれば今までの時給が高すぎたのです。
実労働時間に合わないくらい高いお金が払われていました。
なので初期研修終わりたてで特段スキルもないなかで稼げるバイトとしては脱毛カウンセリングはまだまだ美味しいバイトと言えます。
そのためこの時給を受け入れるのも1つの選択でしょう。
②地方や平日を狙う
都心はかなり時給が下がっていますが地方はまだ1万円くらいの時給のところもあります。
医師の供給が追いついていない分時給は高く設定せざるを得ないのです。
なので都市部ではなく地方でバイトをすれば時給が高く保てるでしょう。
他には、平日を狙うのもありです。
土日のバイトはすぐに埋まってしまいますが平日なら空きがあります。
都心でさえも平日の方が時給が高いですよ。
直明けにバイトしたり、平日休みが取れた時に応募してみると良いでしょう。
③次の美味しいバイトが出るのを待つ
今でこそ脱毛バイトは時給が下がりましたが昔は高かったのです。
高給なバイトは毎回、このような経緯を取ります。
例えばフリーランス麻酔科医もそうです。
かつてのフリーランス麻酔科医はかなり高時給で雇われていましたが、今はその働き方ができないように制限されてしまいました。
時給も下がっています。
同じように脱毛もかつては時給が高く人気のバイトでしたが、今は下がっています。
このように美味しいバイトは人が群がる分、徐々に単価が下がっていくのですが、美味しいバイトは次の波が必ずきます。
最近だと脱毛よりAGAの方が単価が高いですね。
これも脱毛に比べてAGAの方が後に出てきた”美味しいバイト”であり、まだ人が群がりきっていない分、単価が高いのです。
いずれ脱毛のように時給は下がっていくと思われますが、まだ間に合うでしょう。
AGAの次に何がくるかは断言しづらいのですが、しばらく自費診療領域の高時給が続くと予想します。
例えばピル処方や美白目的の内服薬処方、ダイエット系のオンライン診療などです。
これらの領域が医療的に賛否両論あるのはわかりますが一旦その観点は置いておいて…
実労働時間の少ない美味しいバイトであることは事実でしょう。
そして、美味しいバイトは最初、初期の脱毛バイトの時のように不審に思われて敬遠されるのが常です。
かつて脱毛バイトがそうであったように、今は内服系、ダイエット系のオンライン診療が敬遠されています。
だからこそ、今後盛り上がる分野だと推測されます。
この領域のバイトは高時給である可能性が高いでしょう。
次の高単価の波に乗るべく今のうちにアンテナを張っておくのが大事です。
サイトを眺めておくと高単価のものを見つけやすいですよ。
高時給を探すのにおすすめのサイト
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まとめ
脱毛バイトの時給が下がった経緯と理由、今後の対策について解説しました。
時給が下がっても脱毛バイトはラクですし、いまだに割りが良いといえます。
なのでこのまま脱毛バイトを続けるのもありでしょうしAGAや次の美味しいバイトを探すのも良いでしょう。
今乗り遅れた!と思っていても必ず美味しいバイトの波はまたくるのでしっかりアンテナを張っておくのが大事です。
ぜひ、高単価のバイトをつかんでくださいね。