【闇深い】医師が働かない方がいい美容クリニックのバイト【特徴6つ】

直美(ちょくび)や美容外科に転科する医師が増える中、美容クリニックのバイトに興味を持つ人も増えているのではないでしょうか。

美容診療自体に興味があるからこそバイトで経験してみたいという人も多いはず！

そこで今回は美容皮膚科バイトを始めたい医師に向けて、闇深いバイト先を引かないために、働かない方がいい美容クリニックの特徴をお伝えします。

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美容クリニックバイトに興味のある医師は増えている

美容クリニックや自由診療に対する偏見はほとんどなくなり、多くの医師が美容皮膚科でのバイトに興味を示すようになりました。

話題の直美(ちょくび)=初期研修終了後保険診療に従事せずいきなり美容皮膚科に就職するという人も増えています。

2022年に国が行った調査では、直美の医師は全国で198人に上り、10年で約12倍に増加しました。

直美のように思い切った決断はしなくとも、「気軽に美容バイトをしてみたい！」「でも訴えられたり、怖いバイト先には行きたくない」という相談も増えています。

ここからはバイトで避けるべき美容クリニックの特徴を解説します。

バイトで避けるべき美容クリニックバイトの特徴6つ

売り上げのノルマが厳しい

美容クリニックは普段働いている総合病院と違って「売り上げ」が非常に大事です。

なのでクリニックによっては毎日の売り上げ目標が設定されており、その金額を達成すべくいろんな患者さんに強引に施術を勧めるケースがあります。

流石にスポットバイト医にはノルマはつきませんが、それでも売り上げ重視のクリニックで働くとスタッフから醸し出される雰囲気はきついです。

みんな「あの患者にはこの施術を絶対に売ろう」とか「今日患者の予約が少ないからなんとかしなきゃ」みたいな焦りや義務感で溢れています。

雰囲気がギスギスしていて、バイトをしている自分まで疲れることも…

売り上げノルマが厳しいところでは働かないのがおすすめです。

応募前にそのクリニックで働いたことのある知り合いがいれば必ず内部の様子を聞くようにしましょう。

経営者が医師じゃない

経営本部のトップが医師ではない美容クリニックは要注意です。

もちろんまともなクリニックもありますが、中には違法なことをしていたり、過度にコストカットをするところもあります。

自分が一度だけスポットで働いたところは休み時間に経営者（非医者）がスタッフに糸リフトをしていました。

確かにやり方さえ覚えれば手技はできるだろうし、スタッフ同士なので対患者ではないですが、それでも医療行為を医師免許を持っていない人がしているという事実にドン引きしました。

そもそも、傷害のリスクもあるので法的にもNGのはずです。

こういった「普通の医師ならまずやらないこと」が堂々と行われてしまうのも経営者が医師ではないクリニックの怖い一面です。

できれば経営者がしっかりした医師であるクリニックで働きましょう。

勤務前にHPを見て確認するのがおすすめです。

人の入れ替わりが激しい

働いている人の入れ替わりが激しいクリニックも避けた方が良いでしょう。

やはり働きやすいクリニックには人が定着します。短期間に何人も入れ替わっているということはそれだけ劣悪な環境で、働きにくく、他の病院へ行きたい人が多いということです。

当然その働きにくい雰囲気は医師にも波及します。

できれば人の入れ替わりがあまりなく温厚な雰囲気のクリニックでバイトをするのが良いでしょう。

極端に給料が低い

給料が極端に低いクリニックも要注意です。具体的には時給5,000〜8,000円でインセンティブもないところ。こういったクリニックはお金がないので医師を安く買い叩いて雇い、設備も不十分なところが多いです。

過去に1回だけ時給6,000円のところで働いたことがありますが、古い機械を処分するお金がないのか使われなくなった機器が雑多に廊下に置かれていて、導線が狭く、地震とか起きたら怖いな…と思ってしまいました。

十分なお給料を払えない＝クリニックの環境も劣悪ということです。

あまりにもバイト代が安いクリニックでは働かない方が無難です。

科学的に怪しい施術をしている

正直美容クリニックのメニューってカタカナ横文字が多くてよくわからないことが多いですよね。

シミ取りレーザーとかフォトフェイシャルくらいならわかりますが、それ以上の幹細胞治療とか血液オゾン療法とか…。「本当に効くのか？というかそれって何？」と疑問に感じる人も多いはず。

HPのメニューを見てみて、怪しい、医学的根拠に乏しい、と感じたら近づかない方が良いでしょう。

意外と民間療法っぽい治療を堂々とクリニックでやっているところもあります。

看護師がボトックスやヒアルロン酸施術をしている

医師ではなく看護師がボトックスやヒアルロン酸を打っているクリニックなんて言語道断です。危険すぎます。

血管走行を把握している医師ですらヒアルロン酸で失明事故がおきたり、鼻尖部の皮膚が壊死してしまったりとインシデントは報告されています。

そんなリスクがある処置を看護師に任せているなんて危なすぎます。

自分は流石にこういった危険なクリニックで働いたことはありませんが、実際看護師施術のところがあったとニュースで報道されていました。

ちゃんと医師が扱っているクリニックで働きましょう。

また、ボトックスやヒアルロン酸に自信がなければバイト中は避けることもできます。

基本的にできない施術はNGを出せば強制されることはありませんので、できないことはできないとはっきり言いましょう。

危ないクリニックを避ける方法

これまで説明したように、働いてみると「この病院大丈夫かな？」「怪しいのでは？」と感じてしまうクリニックも正直あります。

実際私も今後は避けたいな、と感じたバイト先もありました。

後悔したからこそわかる、「危ないクリニックを避ける方法」を解説します！

知り合いが行ったことのあるクリニックでバイトする

一番確実なのは誰かが行ったことのあるバイト先で働くことです。

自分も同級生や後輩に紹介したことは何度もあります。

大事な友人に悪い病院は紹介しないし、劣悪な環境のクリニックも紹介しません。

もし知り合いに働いたことのある人がいればその人伝に紹介してもらうのが良いでしょう。

【焦って探さない】できない手技はできないと言う

応募をするときにはできる手技、できない手技について細かく聞かれることがあります。

そのとき、ついバイトを探すのに夢中になっていると採用して欲しくて、自信のない手技でも「できます」と言ってしまいがちです。

初めて行くクリニックは普段働き慣れている病院と違い、はじめましてのスタッフ+慣れない機器がたくさんあります。

そんな不安があるからこそ、できないことをできると言ってしまうのは危険です。

別のクリニックを不採用になって、焦って次に応募するクリニックでは「できる」といって採用確率をあげようとする人もいますが、危険なのでやめましょう。

無理しなくてもバイト募集はたくさんあります。

信頼のできるサイトで探す

美容クリニックで働いたことのある知り合いから紹介を受けるのは手堅いですが、みんながみんな紹介されるのは無理でしょう。

その場合は信頼できるサイトで探すのがおすすめです。

危ないクリニックや怪しい病院は載せておくと転職サイトを利用した医師からの評判が下がったり、もうこのサイトを使わないようにしようと思われたりするリスクがあるので、まともな転職サイトは載せないようにします。

つまりある程度知名度があり、利用者数の多いサイトは優良なバイト先が揃っていることが多いです。

だからこそメジャーで信頼のおけるサイトで探すことで、危ないクリニックのバイト先を避けることができます。

美容バイト探しにおすすめの転職サイト

医師転職ドットコム

登録者数も多く、信頼もおけるサイトの1つが医師転職ドットコム。

応募先がどんなクリニックなのか、どういった人が経営しているかなどもエージェントを通して聞くことができます。

なぜ募集が出ているのかなど、お給料は上がるかなど、自分では聞きにくいような質問も問い合わせてくれるので勤務前に安心して応募できます。

マイナビDOCTOR

大手企業マイナビが運営している転職サイトだからこそ、安心安全で信頼度も高いでしょう。

質にこだわった求人を掲載しており、キャリアパートナーが足を運んで医療機関を見学に行ったりしているため、危ないバイトに引っかかるリスクも少ないです。

働いてから後悔しないためにもマイナビDOCTORは登録しておくのがおすすめです。

Dr.アルなび

非常勤やスポット専門のバイトなのでフルタイムではない働き先でも手厚いサポートを受けられます。

病院の質やバイト先の情報も豊富に保持しており、エージェントのクオリティも高いです。

バイト自体も探しやすいので登録しておいて見てみるのがおすすめです。

【まとめ】危ないクリニックを避けて美容バイトをしよう

基本的に1回バイトに行ったくらいでは被害を被ることはありませんが、それでもいい気はしないでしょう。

そもそもバイト先で変に疲弊したくないですよね。

解説したように危ない点に気をつけながらクリニックを探せば、危ないバイトに引っかかるリスクは大幅に減るでしょう。

美容バイト自体は色々な施術を体験できたり、学ぶことも多く、とても魅力的です。

楽しく、効率的にバイトをするためにも避けられる危険は避けて、安心安全のバイトにしましょう！

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